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生食用指定海域、音戸の『清浄海域アジワ』

『かきむすめ』の主な育成場所は
広島県でも特に水の綺麗な指定生食用海域区『清浄海域アジワ』で育くんでいます。

清浄海域はわかるけど、アジワって何?って思うかも人はいるかもしれません。

アジワは『音戸ちりめん』や『音戸牡蠣』で有名な呉市音戸町の沖にある地域になります。
この写真は小アジワ島。

アジワは地名【あじろ】【網代】が訛った方言から由来していて、瀬戸内小イワシなどの『魚が沢山とれる場所』という地名の意味。
音戸は昔から良質なプランクトンと複雑な海流による溶存酸素によって美味しい小魚がとれる漁場で有名です。

この餌を最大限に活かす牡蠣の育成場所を
牡蠣養殖の先達が音戸海域を一から研究し、アジワ清浄海域はつくられております。
なぜこんな牡蠣になるのか。
まだまだ秘伝の理由はありますが、
昔ながらの地域ではなく、長い研究と試行錯誤から見つけ出した美味しい牡蠣の産地です。

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かきむすめ※夏の作業7~9月

牡蠣は冬に収穫作業がすることはわかるけど夏は何しているの?
ってよく聞かれます。
夏にもたくさんたくさん育成プランがあるのですが、
広島で代表的な
夏作業の一部を紹介します。

これは『沖とうし』という作業風景です。
浜にある牡蠣棚で競争させながら育った牡蠣を沖に移動させて程よく大きくするために沖に居場所を作ってあげる。

牡蠣の居場所が広くなり心地よく育ってくれます。
広島の海に牡蠣船とテントがいたら、
『お♪沖とおし、やってるなあー』
って思ってください。

夏の海は日射しが強いので大変です。と
言いたいところですが、
海に筏サイズのテントと爽やかな風がありますので大丈夫。
海風に揺れながら牡蠣の居場所を作ってあげてます。